
美湖エンジニアリングは、国産薪ストーブの開発を通じて経験してきた失敗や改良・改善の積み重ねを元に、「こんなときどうする」シリーズで安全に薪ストーブを楽しむためのポイントを紹介しています。
時々、「薪難民」という言葉を聞きます。薪の種類を限定せず、自分で割ったり、運んだりといった労力と時間を惜しまなければ、薪は安価に、あるいは無料で入手できる場合があり、ランニングコストを大幅に削減できる可能性があります。
弊社は実験で必要な薪は、当初はホームセンターや薪販売業者からの入手のみでしたが、現在は、より安価に入手できるように工夫をしています。そこで、今までの薪入手に関する経験をお話ししますね。

薪の入手方法は大きく分けて3つあります
薪ストーブ店、オンラインショップやホームセンターで購入する
一番、オーソドックスな薪の入手先です。
メリットは、手軽に入手しやすく、サイズ・樹種も統一されており、扱いやすい乾燥薪を得られます(商品をよく確認してくださいね。時々未乾燥薪の場合もあります)。
デメリットは、ランニングコストがかかります。
近所の造園業者、材木店等の業者、神社・寺と仲良くなって薪作りする
まず、仲良くなることが先決です。地場業者のイベントやボランティア活動に積極的に参加して顔を覚えてもらって親密感を得てから、「ところで、かくかくしかじか、というわけで薪をいただけませんか」といった交渉が必要です。
メリットは、仲良くなることにより、地域のコミュニティ参加により、地域貢献にも携われます。また、薪が無料あるいは、安価に手に入るケースが多く、ランニングコストが下がります。
デメリットは、時間と労力がかかります。また、樹種やサイズがばらばらで、自分で整える必要があり、自宅で薪の乾燥が求められ、薪の乾燥時間を考えて「今年入手薪は来年使用薪」となります。
薪ストーブオーナー同士で仲間と共に伐採から薪作りまで実施する
まず、近所で薪ストーブオーナーサークルをインターネット等で探すことから始まります。これも、仲良くなることが先決です。
メリットは、自分のペースで参加することができ、仲間のコミュニティにより薪ストーブの様々な情報を入手できます。また、薪が無料あるいは、安価に手に入るケースが多く、ランニングコストが下がります。
デメリットは、時間と労力がかかります。また、前述と同様、樹種やサイズがばらばらで、自分で整える必要があり、自宅で薪の乾燥が求められ、薪の乾燥時間を考えて「今年入手薪は来年使用薪」となります。
以上が、私が経験している入手先です。現在、美湖エンジニアリングでは、近くの森林組合、山の持ち主とのコミュニティを作り、薪を入手しています。実験の種類、特性によっては、指定樹種が必要な場合があり、薪販売業者からの入手も行ったりもしています。
美湖エンジニアリング
代表 神林寿英
国産薪ストーブの開発・製造に携わり、安全性について数多くの試験・改善を重ねてきました。開発時の経験や失敗から得た知見を元に、薪ストーブをより安全に長く楽しむための情報を発信しています。
美湖エンジニアリングは、国産薪ストーブの開発・製造を行なっています。薪ストーブ選びや設置についてもご相談ください。また、美湖エンジニアリングが運営している京滋ストーブは、薪も取扱っていますのでどうぞご活用ください。

