美湖エンジニアリングは、国産薪ストーブの開発を通じて経験してきた失敗や改良・改善の積み重ねを元に、安全に薪ストーブを楽しむためのポイントを紹介しています。

薪ストーブは、正しく使うことで長く快適に楽しめる暖房器具です。しかし、使い方を誤ると、薪ストーブ本体や煙突の損傷、思わぬ事故につながることがあります。安全にご使用いただくために必要なのがメンテナンスです。日常からできる点検からシーズンオフにやるべきことを説明いたします。日常点検は、薪ストーブが冷えているときに行ってください。

薪ストーブまわりをもっと快適に、そして安全に楽しむためにメンテナンスは欠かせません。ここでは、弊社の経験とすでに長年ご使用のお客様の声を元に、特におすすめのアイテムを紹介します。

基本的な道具

軍手

薪ストーブは「煤汚れ番長」と思ってください。1枚だけだとすぐに汚れて取り替える必要がありますので、何枚もセットになったものをご購入されることをお奨めします。

ドライバー

ねじやボルトに使用するだけでなく、細かいところの汚れ・付着物落としに重宝します。また、ガスケット交換時のガスケット取外しに使います。

ワイヤブラシ

固着したガスケットセメント、耐火セメントを落とすときに便利です。ブラシ部分の材質は鋼製の場合、ガンコな耐火セメント落としに、銅製や柔らかいブラシは、ガスケットセメントや塗装はがれの周囲の汚れ落とし等使うといいですね。ブラシの柔らかさで使い分けると薪ストーブ費も優しいですよ。

へら・スクレーパ

先端が細いものがお奨めです。薪ストーブの接合部等の溝等に溜まった汚れや、固着物の除去に使用し、便利ですよ。

ウエス(雑巾)

クリーニングには欠かせないアイテムです。軍手同様、複数枚あったほうが便利ですよ。

古新聞やビニール袋

古新聞は取り外した部品を置くときに便利です。濡らせばガラスの汚れ取りにもなりますよ。ビニール袋は汚れや煤、灰を入れる場面で重宝します。

以上が基本的な道具たちです。点検、クリーニング・部品交換時は始める前に廻りをしっかり養生することをお奨めします。周りの家具や調度品を汚さないようにしっかり養生してくださいね。

専用アイテム

耐熱スプレー塗料

ストーブ本体表面と塗装補修に使います。500℃以上の耐熱塗料を選んでください。焦げ付きや錆がある場合、へらやスクレーパで落としてから塗装するときれいに仕上がりますよ。塗り過ぎにご注意くださいね。また、塗装後の火入れ時に塗装が定着途上で臭いや煙が出ます。臭いや煙が消えるまで換気をしてくださいね。

ガラスクリーナ―

扉ガラスにこびりついたガンコな汚れを除去するクリーニング剤です。クリーム状でウエスにのせてガラス表面の汚れを拭取ってください。

耐火セメント、ガスケットセメント

ガスケットの接着や、薪ストーブ内の部品接合に使用します。少しずつ使えるチューブタイプがお奨めです。

ストーブポリッシュ

鋳鉄製薪ストーブの表面仕上げ剤です。きれいな黒色を取り戻します。

どれも「あると便利」から「ないと困る」の道具たちです。弊社が運営する「京滋ストーブ」でもご用意できておりますので。是非、お時間あるときにお越しください。

美湖エンジニアリング

代表 神林寿英

国産薪ストーブの開発・製造に携わり、安全性について数多くの試験・改善を重ね、失敗や経験から得た知見を元に、薪ストーブをより安全に長く楽しむための情報を発信しています。

美湖エンジニアリングは、国産薪ストーブの開発・製造を行なっています。薪ストーブ選びや設置についてもご相談ください。

 

薪ストーブのメンテナンス【第10回】こんなときどうする

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