
平素より、美湖エンジニアリングのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
このシリーズは、弊社薪ストーブの開発時から現在に至るまでの数々の失敗話を「失敗は成功の母」をコンセプトに綴っていこうと考えています。
また、私の個人的見解とともに綴っていますこと、予めご了承くださいませ。
今回は、あわや大やけど失敗です。
開発時の燃焼耐久試験中のことでした。実験場は近くの倉庫を借りて、その日は寒い朝で、倉庫内も寒く冷え切っていました。すぐに薪を入れて焚き始め、ぐんぐん燃焼温度が上がり、順調でしたが、室内はまだまだ寒いままです。
燃焼試験中の各計測データは、コンピュータで自動集積していますから、計測中は決めた時間に煙と燃焼の状態確認と薪追加をするぐらいで、私はわりと暇なのです。
そんなわけで、私は薪ストーブの前でそれこそ「暖をとる」ぐらいしかやることはありませんでした。顔や体は暖まりますが、足先は相変わらず冷え切ったままでした。
そこで、横着してストーブのガラス扉の前に足先を出して温めてみようと考えたのです。誰もが思いつく足先の暖め方ですよね。(横着してました)
暖かくなりだんだん眠くなり、気持ちよくうとうとしてしまい、そこに少しだけ十数秒だったと思いますが「ジュ~」と触れてしまい、「あちっ」となってしまったのです。
幸い親指先だけで済みましたが、一歩間違えれば、足裏全体が大やけどするとこでした。ストーブのガラス部分は、約350℃まで上昇しています。
靴下は穴が開き、ガラスにも靴下の跡が残っていました。これは危なかったですね。
薪ストーブは、ガラス以外に外面全体が熱くなりますので、皆様も気をつけてください。

ところで、私のサラリーマン時代は現場で危険予測し、回避することを指導されていましたが、それでも「ヒヤリハット」がありました。
例えば、保温していない蒸気配管を一瞬触ってしまったり(やけど)、ハンマーを足に落としたり(打撲)、金属の破断面を触ってしまったり(切り傷)等々。
そこで、危険予測とその対応を朝一・昼一の実験作業前に仲間で確認していました。工場勤務や現場勤務の方々は、常に行っている「危険予知活動」ですね。
ところが、私一人で作業することになって、危険回避行動の確認がおろそかになっていたのだと感じています。
皆様も日常生活でも「廻りは危険がいっぱいだよ。どうしたら避けることができるか予め考えておこう」という心構えを持つようにしてみてはいかがでしょうか。
今後も順次紹介していきますね。どうぞご期待??ください。
他にも失敗談がありますので、順次紹介しますね。どうぞご期待??ください。
美湖エンジニアリング
代表 神林 寿英

