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***熱貫流率とは***

熱貫流率(ねつかんりゅうりつ)、または「U値」とも呼ばれるこの値は、建築や窓ガラスの断熱性能を測るための指標としても使われます。

「ある材料を介して、どれだけ熱が移動するか」を表しており、数値が低いほど断熱性能が高いことになります。単位は「W/㎡・K」で、これは「1平方メートルあたり、温度差1度の時、1時間にどれだけの熱が通過するか」を示しています。

例えば、窓ガラスの場合、熱貫流率が低いほど冬に結露しにくく、夏は外の熱が入りにくくなるから快適な室内環境になるといえます。

ちなみに、伝熱工学では「K値」と呼ばれていますが、今は「U値」が一般的です。断熱材や窓の性能を比べるときに、この値をチェックしてみてください。

***私目線の体験談***

最近、この言葉をよく耳するようになりました。熱交換器やボイラの開発・設計時の業界用語と思っていましたが、今は一般的になってきているようです。次回は計算方法をお伝えしますね。

美湖エンジニアリング

代表 神林 寿英