こんにちわ、美湖エンジニアリングの神林です。

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***煙突はなぜいるの***

煙突の目的は、「ドラフト効果を得る」にあります。燃焼により熱せられた空気や排気ガスは、密度が薄くなり、熱膨張によって広がろうとします。

密度が薄くなることで比重差が生じ、上方に上がろうとする力が生まれます。この排気ガスを煙突によって閉じ込め、上だけを開放することで、排気ガスの排出速度を上げることができます。これをドラフト効果といいます。煙突は、高くすればするほど排ガスの排出速度は上がります。

排ガスの排出速度が上がることにより、燃焼室側の気圧が薄くなり、燃焼に必要な空気(酸素)を多く取込む事で燃焼効率を高めることができます。燃焼効率を高めることは、不完全燃焼の抑制により環境汚染物質の低減にもつながります。

***私目線の体験談***

煙突って、ただの筒なのに奥が深いんですね。何千年も昔の何某さんが発明し、今も使っているっていうことは、人類史上最大級の発明品なのかも。ただ、背の高い煙突はサンタさんは大変でしょうね。

もうすぐクリスマスですね。今からプレゼントのお願い事と、今のうちに煙突掃除もお奨めします。

美湖エンジニアリング

代表 神林 寿英