
こんにちわ、美湖エンジニアリングの神林です。
平素より、美湖エンジニアリングのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
このシリーズは、弊社薪ストーブの開発時から現在に至るまでの数々の失敗話を「失敗は成功の母」をコンセプトに綴っていこうと考えています。
また、私の個人的見解とともに綴っていますこと、予めご了承くださいませ。(笑)
お題;焚き始めの薪を上手に組めない
使った薪ストーブ;弊社薪ストーブ「すみれ」
起こったこと;
焚き始めの薪の組み方は「てきとうに組んでも何とかなる」と思っていませんか。
いやいや、そんなことありません。とても重要で、着火成功あるいは失敗の分かれ道なんです。
想像してみてください。もし、火がつかなかったら、途中で消えたら。そのロスタイム、暖まらない部屋、煙もくもく、廻りからのブーイングと負の代償が大きすぎますよね。これほど肩身の狭い思いはしたくないですよね。
にもかかわらず、私はあまりよく考えずに「てきとうにパッパッ」と組んで何度も失敗していました。
学習能力がないというか、おおざっぱというか、反省していないというか。。。。
前回にお話しした私の「煙もくもくの原因」の一つでもあります。
焚き始めの薪組みは、空気の流れ、炎の広がり方、慎重に薪組みしましょう。
そこで、「焚き始めの薪の組み方」を紹介していきます。
今回は廃材を利用した組み方の一つを紹介します。廃材利用の場合、ベニヤ板、塗料が塗布された材、壁紙やプラスチックが張付いた材は絶対に使用しないでくださいね。
有害物質の放出、黒煙発生、悪臭の原因になりますのでご注意してください。
ポイント1;
着火時の井形組みは、井形の最下段は中薪(太さ5~8cmぐらい)2本2段組み、その上に細薪(太さ3cmぐらい)2段組み、その上に細木(割りばし程度)を3本川の字形で2段組んでみてください。画像のように左右に縦に細木を添えるのもよいでしょう。

ポイント2
できる限り左右対称に高さは約15~20cmにしてください。
ポイント3;
井形組みスカスカにならないようにしましょう。下から上がる空気が前後左右に広がりを持つようなイメージで組んでください。中薪、細薪の間は指1本巾ぐらい開け、細木は火が広がりやすくするように3本川の字組みしましょう。

ポイント4;
着火3~5分後後、火が上から下に降りて横への広がりがあるかを確認しましょう。
万一、降りていかない場合は、細木を1~2本炎の上にのせて炎を大きくさせましょう。

ポイント4;
炎が炉内を横に半分以上広がったら、給気調整ダンパをお好みの開度に絞る。弊社の薪ストーブの場合、最小まで絞る。

一度試してみてください。どれが正解というものはありませんが、お使いいただいている薪ストーブに合った薪の組み方があると思います。15~20分ぐらいで以下のような炎になりますよ。

試行錯誤を繰り返して、着火成功の方程式を見つけていただく手掛かりになれば幸いです。
開発過程で、他にも失敗談がありますので、順次紹介しますね。どうぞご期待??ください。
美湖エンジニアリング
代表 神林 寿英

